ブレーメンの音楽隊の童話で有名なブレーメンの観光ハイライト

ブレーメンの音楽隊の童話で有名なブレーメンの観光ハイライト

🇩🇪 メルマガ「ドイツもこいつも. . . 」No.149

ベルリン通訳ガイドの後藤裕起子です。今日もメルマガを開封して頂きありがとうございます。

先日の酷暑40℃越えも3日間で終止符を打ち、あれから1週間以上経ったベルリンでは、ここ数日涼しい風が吹き、本日の最高気温22℃と言われています。流石に、そういう経験をしたことのないドイツ人にとりますと、あれは、クレージーだったと、今でも話題に上るほど。。

さて、本日のお題は、「ブレーメンの音楽隊の童話で有名なブレーメンの観光ハイライト」でございます。

<ブレーメンの音楽隊>

日本でも、ブレーメンの音楽隊は、よく知られた童話。

泣く子も黙る、グリム兄弟の童話集『子供と家庭のための童話集』に入っており、赤ずきんちゃんと狼の童話同様に、読者の皆様もきっと、長い人生で、一度は聞かれたことのある、あのグリム童話の一話。

もう遠〜い昔のことで、あらすじも忘れちゃった!という方もいらっしゃるかもです。。

あらすじは、老いたロバが売られそうになり、逃げ出してブレーメンの音楽隊になることを決意します。旅の途中で、犬、猫、鶏に出会います。

この3匹も老いて、死期が迫っていました。

彼らはロバの後を追い、自分たちも音楽隊になることを夢見ていました。旅の途中、森にたどり着いた彼らは、そこで夜を過ごすことにします。

すると、泥棒の家を発見します。窓の前に重なり合って立ち、大声で「歌」を歌いながら窓を突き破ると、泥棒たちは驚いて逃げ去ります。

動物たちは食卓に座り、家を自分たちの寝床として占拠する。その夜遅く、再び家に侵入できるかどうかを探りに来た泥棒は、またしても、そしてついに、動物たちによって追い払われる。

ブレーメンの音楽隊はこの家をとても気に入り、帰りたくなくてそこに留まることにする。っていう筋でしたよね。。

グリム兄弟は、ドイツに残っている童話を集めて、本を作りました。彼らの童話って、なんだか希望が湧いてくるようなストーリーで話をくくっている。

年老いて、役に立たなくなり、家を出て行くわけですが、動物達が連隊し、悪党たちを出し抜き、自分たちの家を作って新しい生活を始める!

そういうダイナミックな、気風さえ感じさせてくれる童話だって思います。往々にして、北ドイツで、この北海やバルト海に面している町に住んでいる人たちは、気迫がある!今もハンザ同盟時代の自由貿易をしていた、気骨を感じます。勢いがある。。

さて、ここブレーメンは、北海から60Km程内陸に入った位置にあります。現在約50万人の住人が住んでいて、ドイツで唯一3州ございます、州と市が一つの行政機関になるという、町です。

<市庁舎>

このブレーメンもハンザ都市同盟の牽引力として、大きな商をしていましたので、ハンザの女王と言われていたリューベック、ハンブルグの見事な市庁舎と同じように、素晴らしい市庁舎を見学することができます。

15世紀の初めにゴシック式で建てられ、その後ルネッサンス式に変わっていきます。見学は、公認ガイドの方の説明を聞くようになっており、個人での入場はできません。

特筆すべきは、天井にKoggというハンザ同盟時代に貿易船として使用した船がつってあること。のちに軍艦としても使っていました。そして、ワインセラーがあること。フランス・イタリア・スペイン・ポルトガル等のワインを召し上がっていたのでしょう。。

この市庁舎を出たところに、このブレーメンの音楽隊の像が立っています。

また、市庁舎の前には、ローランドという名前の騎士の像が立っています。

<ローランド像>

ローランド像は、剣(処刑人の剣)を抜いた騎士の像であり、市民権の象徴とされています

中世において、ローランド像は市民の自由の象徴(「ローランド都市」)として多くの都市に建てられました。ローランド像は、都市の独立、市場の権利、そして独自の管轄権の象徴とみなされ、自由を象徴していました。像の建立には、他にも様々な理由がありました。例えば、ブランデンブルクのローランド像は、都市の経済的繁栄の象徴でした。

<シュノール地区>

ブレーメンでは一番古い地区。

築400年から600年。起源は13世紀に遡リます。

今日保存されている木骨造りの家屋のほとんどは15世紀と16世紀に建てられていて、最古の家は、1402年に建てられたそうです。同地区にある聖ヨハネ・カトリック教会は、もっと古く14世紀に建てられたそうです。

小さな家々がそれぞれお店やレストランになっていて、色鮮やかな世界の民芸品が集められ売られています。このブレーメンが世界に商いの門戸を開いていたその足跡の一端に触れることができる街の一角でもあります。

<おまけ🍺

ドイツの有名なベックスビールは、ブレーメン生まれ>

日本でも飲むことのできる有名なBecks Bier は、ブレーメンが発祥の地です。

この伝統的な醸造所は1873年に設立され、現在もドイツのビール純粋令に基づいてピルスナーを醸造してます。バイエルンで飲むビールとここ北ドイツで飲むビールの大きな違いは、この北ドイツのビールは一般的に渋く、水みたいに、1Lのジョッキでぐいぐい飲むバイエルンのビールとは、味がえらく違います。

2002年以降、このブランドはベルギーに本社を置く世界最大のビール会社、アンハイザー・ブッシュ・インベブの傘下にありますが、ドイツ人にしてみれば、そんなのどうでもいいこと。美味しいビールが飲めれば、それで良いのですよね、きっと。。

ベックスはmade in ブレーメン 👍‼️

ベルリン並びにドイツの観光ガイド、どうかお気軽にお問い合わせくださいませ。

台風が日本を襲ったって聞きましたが、読者の皆様被害はござ会いませんでしたでしょうか?

これから暑さに向かって参ります。どうかお元気でおすごしくださいね。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

SEE YOU SOON💙

Best regards from Berlin
ありがとうございました!
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