2. ベルリン&北ドイツ

ハンザ同盟巡り 800年前にすでに存在していた 欧州共同体!!

・リューベック 
・ハンブルグ 
・シュヴェリン
・ブレーメン

 

北ドイツを中心に交易の大ネットが欧州ワイドで築かれていた!?この事実

お客様のご希望のお時間の枠で、ゆったりとした「あなただけの旅」のデザインをさせて頂きます。

北ドイツのハンザ同盟にまつわるダイナミックな歴史と文化をどうかご満喫下さい。. . .

ユネスコ世界文化遺産 ハンザの女王 リューベック

リューベックの見どころ

人口約21万の都市リューベックは、シュレスヴィッヒ ホルシュタイン州の東部の中心地。このリュ-ベックから、ノーベルプライス受賞者が傑出。何とトーマスマン、ヴィリーブラント、ギュンターグラスの3人も!果たしてこれは偶然のことなのでしょうか?それともリューベックの町の歴史の何かが、この栄誉に寄与していたのでしょうか?今も生きるハンザ同盟の足跡!に触れながら、町の散策をなさってみませんか?

 

ホルシュテン門 

世界史上を垣間見れば、この門が建てられた1478年というと、日本では室町時代の中でも戦国時代が始まる頃、またコロンブスがアメリカ大陸を発見するという、これから始まり行く「新時代の胎動期」とも言えるそんな時代でした。

リューベックの町の象徴ホルシュテン門の中には、現在貴重なハンザ同盟時代の足跡が多岐にわたる切り口により展示されています。この展示は、外国からの訪問者にも理解できるように、多分に視覚に訴えた展示の仕方が試みられています。

 

塩の倉庫
ホルシュテン門の道路を挟んだ並びに、ハンザ同盟時代に使用していた塩の倉庫があります。リューネブルグから採れる塩を輸出していました。その時の塩の倉庫です。ザルツシュパイヒャーと呼ばれるレンガ作りの建物は、現在商業用に使用されています。
市庁舎と町の市場

スクエアにある町の市場には、ハンザ同盟時代、ハンザの女王として最も栄えていたリューベックの繁栄を表す紋章が今でもご覧頂けます。またこの市場の北側に隣接している市庁舎は、約760年もの歴史を持っています。中世の頃に建設されたこの市役所の中は見学ができ、この長い歴史の一こま一こまに触れることができ、圧巻です。現在でも市議会はここで開かれています。

マリン教会 ヴッデンブロックハウス
ヨハンセバスチャンバッハも演奏した、ジルバーマンのパイプオルガンが荘厳な響きを奏でるマリン教会。

教会の向い方に、位置するヴッデンブロックハウスは、ノーベル文学賞受賞のトーマスマンの実家でした。
トーマスマンの傑作ロマン「ヴッデンブロックハウス」は、リューベックが舞台になっており、ハンザ都市としての栄華が影を潜めていく時代をモデルにしています。
トーマスマンの生家を博物館にし、トーマスマン、ハインリッヒマンの作家として歴史がご覧頂けるだけではなく、19世紀後半から10世紀始めのハンザ都市の商家の特殊な建築もご覧頂けます。荘厳な響きを奏でるマリン教会。教会の向い方に、位置するヴッデンブロックハウスは、ノーベル文学賞受賞のトーマスマンの実家でした。トーマスマンの傑作ロマン「ヴッデンブロックハウス」は、リューベックが舞台になっており、ハンザ都市としての栄華が影を潜めていく時代をモデルにしています。トーマスマンの生家を博物館にし、トーマスマン、ハインリッヒマンの作家として歴史がご覧頂けるだけではなく、19世紀後半から10世紀始めのハンザ都市の商家の特殊な建築もご覧頂けます。

 

リューベック@ トラベムンデ

トラベムンデは、バルト海に面した夏は海水浴場として、また、スカンジナビアまでの外国船が行き来する立派な港として、賑わっています。リューベックから高速道路に乗って、車で30分も乗れば、このトラベムンデにつきます。東西ドイツが分断されていた、所謂ベルリンの壁のある頃は、夏になるとこの海岸の西側は、沢山の人が風よけのコープに座り、日光浴をしたり、海岸で遊んだりという光景が夏の定番でしたが、一方東側は、旧の東ドイツに属していたため、遠くに灰色の管制塔が建っているだけで、人っ子一人浜辺に見ることはありませんでした。

リューベック名物のマッチパン

リューベックのマッチパンの老舗、「ニーダーエッカー店」の商品は世界中で買うことができますが、ここリューベックが本場。市役所のはす向かいにこの本舗があり、ショウウインドーには、手作りの大きなお菓子が飾られています。グリム童話のヘンゼルとグレーテルの童話が舞台になったり、ホルシュテン門がマッチパンとチョコレートで作られていたり、ウットリする程芸術性の高い作品なんです! 日本へのお土産としてもお手頃です。奥と2階はおしゃれなカフェになっていて、オリジナルのケ-キと香りの高いコーヒーを、お楽しみ下さい。

 

船員組合の家

ハンザ同盟時代の船員組合が使用した建物。中には、コッゲと言われる船も上から吊るして雰囲気があります。また当時使っていたテーブルといすに座ると、その使い古して減っているテーブルから、あっという間にタイムスリップして、バイキングがでて来そうな錯覚に陥っていきます。現在はレストランで、カウスというジャガイモの上にニシンと目玉焼き、それに酸っぱいピクルスの乗っている献立が、伝統的な船員の食べ物として有名。

 

人形劇場

子供のみならず、大人も十分楽しめる人形劇場。日本でもお馴染みのグリム童話の中から、またアンデルセンの童話の中から、また現代版からとカラフルなプログラム。まるで、生きた人形が話しかけ歌いかけている、そんなメルヘンの世界をお楽しみ下さい。観劇の様日は季節によっても違いますので、下のサイトでのチェックをお勧めします。

 

EU第2の貿易港 自由とハンザ都市 ハンブルグ 

「モイン!モイン!」と気軽に朝の挨拶を交わすハンブルグ人。丁寧なドイツ語の朝のご挨拶が、「グーテン、モルゲン!」であるならば、えらく単語を節約している節約型??ここハンブルグは、ドイツの北の玄関口ハンブルグ。ドイツ最大、欧州でも第2番目に大きい港湾をもつ、自由都市、ハンザ同盟都市として栄華を誇って来たハンブルグは、すでに6世紀にエルベ川の川下に存在していました。エルベ川はハンブルグを経て北海に注いで行きます。ハンブルグは、このエルベ川の水運を使い商業都市として常に栄えてきました。 他のどの町にもない、海運業がハンブルグの商業を支えて来た特殊な歴史を持つ町ハンブルグ。南ドイツにはあまり感じられない、北ドイツにある特有の自由な雰囲気に加えて、長い間ハンブルグの町をどこかの支配下にも おくことを許さなかった、ハンブルグ人の誇りが町の中に溢れています。船員達が好んで訪れたレ-パーバ-ン。ここからビートルズの音楽は世界へと流れていきました。そんな進取の町、ハンブルグをどうかお楽しみ下さい。
旧市街

17世紀に人工的に作られた内アルスター湖と外アルスター湖があり、2つの湖を2つの橋が結んでいます。天気のよい夏には,この外アルスターには,沢山のヨットが浮かび爽快な眺めをお楽しみ頂け

この美しいハンブルグの内海を西南側からご覧になった後、コロナーデンと市庁舎前のマルクト(市場)のお散歩をお勧め致します。ここには高級のブティックがあり、ウインドウショッピングだけでもハンブルグ特有のおしゃれな雰囲気がお楽しみ頂けます。

内アルスター湖の西北には、ゲンゼマルクト(アヒルの市場という意味)があります。約200年の歴史を持つ、ドイツのミケランジェロと言われたシンケルの建造物、「ハンブルグ国立歌劇場」があり、オペラやコンサートをお楽しみ頂けます。このオペラ劇場は、それより約150年前の1678年に、ヨーロッパで一番始めに作られたオペラ劇場でした。

市庁舎 

ドイツが帝国になったあと、1897年に建てられた市役所は、美しいハンブルグの光景にぴったり合う、ルネッサンス様式の綺麗な立派な建物です。市庁舎の表玄関に立つと、歴代の神聖ローマ帝国の皇帝の像が見えます。またこの市庁舎の反対側には、16世紀半ばにすでに株式市場として使われていた建物が今でも残っています。ここを訪れたら、商業都市ハンブルグならでは歴史を実感なさることでしょう。

運河に沿って建てられた福祉住宅
水の都ハンブルグの特徴の代表的な住宅。それも時代が400年位も、さかのぼるんです。木組みの家は、小さく当時の人間が如何に小さかったかを物語っています。しゃれたブティックやレストラン、カフェがツーリストのアトラクションになっています。運河からもこの家々を見学できるように板の橋が架かっています。絶好のフォトチャンスです!ここは、イタリアのベニスかな、それともオランダかなって言う写真がゲットできますよ!

レーパーバン

世界でも有数の歓楽街。この通りは、昼間はし~ん、夜になると一体何処から人が集まるのか、不思議な程大変なにぎわいです。ハンブルグのザンパウリと呼ばれる区にあり、ザンパウリというと、則レーパーバンがイメージとして湧いて来ます。この通りは、ガイディングが幾つもでている程の人気の観光名所。ここでは、歓楽街を1つの性の文化のメッセンジャーと位置付けようとしている工夫が見られます。修学旅行の学生さんも訪れる程。このたくましいビジネスマインドと共に、何か情報をシェアするという自由なスピリットさえ感じさせてくれます。さすが見本市の発祥の国というところでしょうか。。

 

ヨーロッパでは、ロッテルダムに次ぐ、大きな貿易港。12世紀には、すでに港として存在していました。世界への扉が開かれていたのです。北海から104Kmの長さの入江を伝っていくと、ハンブルグに到着します。年間、通算平均12000船がこの入江を往来するとか。このエルベ川を通過すると、その国の国家が宣揚されます。まだ今程世界が広がっていなかった時代には、母国の国歌を聴きにわざわざ故郷をしのんで、このエルベ川のヴェルダという河畔にやって来たとか。。今でも、カフェに座って外国船の往来をお楽しみ頂けます。

フィッシュマルクトでは、毎週日曜日に、水揚げをした新鮮な魚を売っています。洋の東西を問わず、魚屋さんの威勢のいいこと!気をつけて下さいね。朝9時30分には、販売終了!!ええっ、まだ寝てる?

港の東側には、倉庫街が続いています。この倉庫街は19世紀に建てられ、当時の交易品、コーヒー、たばこ、ラム酒、柑橘類、香料、めがね類、じゅうたんなどを収納する倉庫でした。その交易品により、湿気を防ぐためにも倉庫に保存する工夫がなされていて、それを見学することもできます。この倉庫街には、ドイツの税関の博物館もあります。

見事な城下町 シュヴェリン

シュヴェリンの見どころ

北海に浮かぶ 憩いの島 ヘルゴランド