Ein Frohes, gutes, neues Jahr 2024! 新年おめでとうございます。
まず、能登半島・北陸の大地震で被害にお愛になられました方へ衷心よりお見舞い申し上げす。1日も早い復興お祈りいたしております。
また羽田空港での航空機の衝突事故と、
どうしたものか不幸が続きましたね。
恒例のダボスの会議で、ロシアとウクライナを招待し、終戦にしたいという節なる動きがあるそうですが、、そんなに簡単に亀裂の入った世界の政治・社会情勢を背後に持つ、ウクライナ戦争に終止符を打つことが出来るのか!?
今年こそは、戦争がなくなるよう祈って止みません。
読者の皆さま、お元気で新年をお迎えになりましたでしょうか?
さて、クリスマスのお祝いの余韻も去ることながら、年末年始にイタリアへ飛び立ち、平和旅第3弾が始まり、他3名のドイツ人の方々とイタリアへ飛び立ちました。
この平和旅は、1回目2018年日本で、2回目2019年ドイツで、3回目2023年 & 2024年で実現したもの。
そもそもの事の起こりは、ポツダム在住の独人友達のハイジさんと、第二次世界大戦に終止符を打った1945年から70年後の2015年に、あの忌まわしい広島・長崎に原爆を投下するそのサインを発した、ポツダムから世界に平和の発信を送っていくことを決意!
2015年11月18日に、ポツダム市に位置する、バーベルスベルグ市庁舎で、非核運動の旗手をあげるべき、有志で非核活動団体ICANを招聘し、パネルディスカッションを開催したのが発端となっています。
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HIROSHIMA
今回イタリア平和旅にご参加下さいましたご家族は、広島から2家族、東京からこの平和運動をサポートしてくださっているご夫妻1組と広島のご家族のお嬢さんという合計9名の日本からの参加者の皆様。
私達ドイツからは、スタッフとして計4名で準備をさせていただきました。
私たちの平和旅は、ローマを皮切りに11日間の長期にわたるもの。
何が私達のターゲットであるかと申しますと、実際に原爆を実体験としてお持ちの方に、ご自身の体験を語っていただき、”凶器原子爆弾の使用”を禁止していく運動を、世界の方々に訴えていくことにございます。
まず、感動の永遠の都「 ローマ」にて日本からのお客様に再会!もう大きな喜びで胸がいっぱいになりました。
ローマには、2000年、3000年と気の遠くなるような歴史の足跡が、右に左に転がっています。
有名なコロッセオはローマ帝制期に作られた円形競技場。まさに、世界史の教科書に出てきた、獣と戦った勇士の姿、、。といっても今とは時代が違い、残酷な文化が背景にあったんですよね。
当たり前に踏んでいた石畳、ここに敷かれた石畳は、約2000年前の当時のものがそのまま残っている話を聞き、驚きでした。
ローマでは、お知り合いの方のご招待で、ご自宅をお邪魔し、体験を聞いて頂き、イタリア人の方々と意見交換をさせて頂きました。終わった後には、レストランにてローマの郷土料理に舌鼓を打ち、お互いに胸筋を開いた出逢いに大きな喜びが湧いてまいりました。
そして、飛行機で、楽園の島サルディニア島に移動。副風も頬に心地よく、冬とは思えないくらい、、。
サルディニア島では、予期しなかったことに、一年間の留学生の日本人の学生さんにお会いいたしました。イタリア語も流暢にお話になられ、まさか、こんなところで、、サプライズでしたが、ご自分のFacebook に私達のことをご紹介してくださったりと、私達を歓迎して頂き、特別のレストランで、サルディニア料理をご馳走になり、イタリアへの温かい思いが、胸をよぎってまいりました。。。
なんと、この地方には、世界遺産になっている歌があるそうで、その歌は、この画面の一番上にありますが、数人の男性の方が、アカペラで歌われていて、サルディニアの岩の山、海、羊や牛の放牧という大自然を余すことなく表現されている。民謡でした。 圧巻!!
チャーターバスで、オリビアから島の南へ州都カリアリへ移動。
カリアリで、私達はご招待を受け、2度2度被曝体験をお話しいただきました。
下の写真は、カリアリでのイタリア人の方々との交流会から、、。大きな波紋を呼んだ野々山様ご一家のご体験。
広島にお住まいの野々山公枝様は1歳の時に被曝。広島に原爆が投下された時の様子を、公枝さんのお母様に、大きくなってから聞かされた、その悲惨な当時の様子を淡々と語ってくださいました。原爆投下後、お母様がご主人様を探された時の、生きている人もすでに死人となっている人も道路の脇に置かれ、その上にとトタンが被せてあったこと。お母様は、ご主人様のお昼のお弁当がそのまま置かれていたことで、ご主人様の死を確認されたこと。島根に疎開をされる時の苦労話。お話を聞いているイタリア人の方は胸を引き裂かれる思いだったようです。
そして、それから79年の星霜がたち、今回、御子息、奥様、お孫さんのご家族での平和旅が実現したということでした。
公枝さんとご子息の聖あきらさんには、ローマでの座談会で体験をお話いただき、そのあと、被爆者としして、公枝さんは、フィレンツェで、そしてブレッシャの非核展示会場で、貴重なご体験をお話ししてくださいました。
驚くなかれ、2011年には、公枝さんのご主人様、故野々山茂様が、フィレンツェの市役所でご体験をお話しになっています。奇しくも、ご家族が個人の後を継がれ、大感動の平和旅が同行者、関係者の方々に大きな波紋を呼んだことは間違いございません。
あまりにも、この11日のイタリア平和旅がイタリアの皆様に大きな波紋を呼び起こしましたので、何回かに分けて、皆様にこの感動をシェアさせて頂きますね。
では、その 2 乞うご期待 See you soon