ベルリン教育・文化・平和交流プロジェクトサポートを承っています。
負の克服
目で見る、ベルリンから世界へ送る「平和のメッセージ」
ベルリンには、戦争の傷跡をあえて展示している場所がいくつかあり、それを無料で見学することができます。その展示の観点も、政治的なもの、人道的なもの等全部が少しずつ違います。
ドイツのTVでは、毎年ホロコーストをテーマにした番組が組まれます。時には、ドキュメンタリーフィルムだったり、ドラマだったり。
中学校に進めば、この戦争なかんずくホロコーストを誰もが学び、なぜ戦争が起きたのか。
なぜ戦争は回避できなかったのか。ユダヤ人をはじめ反政府側にいた人はどういう仕打ちを受けたのか。など生徒達によく調べさせ、盛んに自分達の意見を発表させ、お互いに意見の交換をする中で「平和について考えさせる」そういうカリキュラムがあるようです。
写真は、「トポグラフィー デス テロス」ベルリンの壁と抱き合わせで、「戦争へ突っ走って行ったテロ行為」を時代を追って写真と解説で展示したものがご覧になれます。写真の人々はそれに釘付けになって、真剣に見学しているところです。
ユダヤ博物館
ホロコースト記念碑の中の博物館
ナチ党の作った強制収容所
ドイツドーム ドイツ歴史博物館 でも詳細をご覧頂けます。
平和研究
<お客様の声>
藤本進太郎様
私は第二次世界大戦中、日本国内で唯一地上戦になり多くの住民を巻き込んだ沖縄戦について調査しています。
将来は小学校教諭を目指しており今行っている調査の成果物として絵本を作成し子どもたちと命の大切さを考えていきたいと思っております。しかし、これらを考えていく上で教える側の立場の人間というのはたくさんのバックグラウンドを知っていなければなりません。
そこでドイツ・ポーランドへ、ベルリンの壁、アウシュビッツ強制収容所を見学に行くことを決めました。その時、私の活動を一番理解して下さりいつもご指導頂いている関西国際大学准教授の中西一彦先生にドイツで日本人ガイドとしてご活躍されている後藤裕起子さんをご紹介していただきました。
後藤さんには旅の間はもちろん旅の前から本当にお世話になりました。とても明るい方でたくさんの知識をお持ちで私のマニアックな質問にも答えて頂きました。
今回の旅で一番私が得たものは後藤さんや現地の方とのつながりでした。後藤さんとのつながりがまた海外の多くの方々とのつながれることを期待しております。
平和文化国際交流
ドイツから日本へ
ドイツ人非核グループが訪日
ピースボートにて、反核を訴えてこられた山中恵美子様。手にもたれているのは、かと動をされた方々に戴かれたノーベル平和賞のメダル。広島で対談させていただきました。
広島の原爆ドームの前で、お亡くなりになられた方々の冥福を祈り、世界の平和を祈るドイツ人参加者。
大阪城の見学・そして野点を楽しむ文化交流
今度は、日本からドイツへ
東京・広島の非核グループが、ベルリン・ポツダム・ミュンヘンを訪独
<お客様の声>
板倉久美 様
全員無事に広島に到着しました!
日本はまだまだ真夏で蒸し暑く、すでにドイツが恋しく感じます。
この度は本当にお世話になりました。
裕起子さんには、全日程に同行していただき、感謝の思いで一杯です。
どうか皆様に宜しくお伝えください。
ベルリン、ポツダム、ミュンヘンでの交流、一生忘れません。
裕起子さん、どうかお体に気をつけて、ますますご活躍されてくださいね。
ポツダムでの交流会
こんなに薄いベルリンの壁。
ベルリンの壁には、3つのカテゴリーがありました。
そのうちの1つです。市内にいくつか壁は残され、異なった角度からの展示が興味を引きます。
なぜ、ベルリンに壁が作られてしまったのか?
もとを正すとドイツが第二次世界大戦を引き起こした、それが大きな要因になっています。
あるドイツ人歴史家が語っていました。1989年11月9日事実上の壁の崩壊を持って、第二次世界大戦は終ったと。
ベルリンの東西が分断していた時に、西ベルリンは西独の首都ではありませんでした。
しかし壁崩壊後、ベルリンが再びドイツの首都に返り咲いたのです。
建物の中に入ると、エレベーターで屋上へ行き、屋上からブランデンブルグ門を上空からのポジションで撮影することができます。
またコペルというまあるいグラスでできた建物の中に入れます。
ドイツの国会の歴史と絶好のシャッターチャンスを狙う方におすすめ。入場資格はどなたにもありますが、手続きが必要です。
お問い合わせ下さい。
壁崩壊後のベルリンニューフェイスとなったポツダム広場/ソニー広場。
壁の崩壊の直後、世界の大企業ソニーとベンツ社が戦前のベルリンの大繁華街であった、ポツダム広場の再建設に着手し、ベンツ側は1997年、ソニー側は2000年に工事が終了。
ここが新ベルリンのアトラクションとなっています。
写真は、ソニー側の一端を撮ったもの。ここは可能な限りのドイツならではの、徹底したエコシステムが取り入れられています。
ベルリンの壁の崩壊のときの、あの大歓喜の叫び声が今も耳朶に残っている方も多いのではないでしょうか?
年間を通し様々な催し物が、ここブランデンブルグの前で開かれます。
大晦日もここで大パーティーが。
写真は毎年9月の最終日曜日開催のベルリン国際マラソンの様子です。
ベルリンマラソンに参加されたい方は、お問い合わせ下さい。